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9月29日 招き猫の日 「くる(9)ふ(2)く(9)」(来る福)の語呂合わせから、日本招き猫倶楽部と愛知県瀬戸観光協会が記念日に制定しました。
この日を中心に、伊勢の「おかげ横丁」の福招き猫際をはじめ、日本各地で記念行事などが開催されます。
右手上げは「金運招来」、左上げは「千客万来」といわれています。<!--
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ネコに関する昔話
(きっちょむ話 →詳細)
十七毛ネコ
福娘童話集より
むかしむかし、吉四六(きっちょむ)さんと言う、とてもとんちが上手な人がいました。
吉四六さんは面白いアイデアで、お金儲けをするのが得意な人です。
ある時、吉四六さんは、町でこんな話しを聞きました。
「オスの三毛ネコ(→ネコの毛色で、白・黒・茶の三色の毛が混じっているネコ)を船に乗せておくと、どんなにひどい嵐にあっても決して沈む事がない。
それで船乗りたちはオスの三毛ネコを見つけると、良い値段で買い取るんじゃ。
何しろメスの三毛ネコはいくらでもおるが、オスの三毛ネコは、めったにおらんからのう」
それを聞いた吉四六さんの頭に、お金儲けのアイデアが浮かびました。
(そういえば、わしの家にオスの三毛ネコがいたな。こいつを使えば、一儲け出来るぞ)
そこで吉四六さんは、さっそく浜の船乗り場へ行くと、大きな声でこんな一人言を言いました。
「この辺には、オスの三毛ネコがたくさんおるのう。
だがわしの家にいる様な、十七毛のオスネコはさすがにおらんのう」
すると一人の船乗りが、吉四六さんに声をかけてきました。
「十七毛のネコとは、珍しいな。吉四六さん、そのネコを譲ってはくれんか?」
しかし吉四六さんは、わざと渋い顔で言いました。
「いや、売るわけに
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